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岡山で朝鮮問題講演会


 金正日総書記誕生57周年を祝賀する「朝鮮問題講演と記念レセプション」(主催=同実行委)が2月28日、岡山県の岡山ロイヤルホテルで行われた。

 同実行委の奥津亘委員長、森正人県議会副議長、井本丈夫県議会議員、社民党県連合の水田稔代表、日朝友好岡山県民フォーラムの谷村啓介代表委員、森暢子同代表委員、公明党県本部の苦水重則副代表ら各階層の日本人、県下の同胞ら250余人が参加した。

 主催者を代表して奥津委員長があいさつし、緊張している情勢だからこそ、日朝友好と国交正常化の早期実現のための運動を展開すべきだと訴えた。

 北九州大学の前田康博教授が「最近の朝鮮半島情勢を分析する」と題して講演し、日本の最近のミサイル騒動は何を目的としたものか、共和国最高人民会議開催と社会主義憲法修正の意味、4者会談の展望と米日南の思惑、新ガイドライン関連法の強行裁決を迫る日本政府の動きなどについて話した。

 日朝国交正常化早期実現を求めるアピールが採択された。アピールは、こんにちの日米南の軍事的緊張政策を平和政策に変えていくためにあらゆる努力をしていくことが重要だとして、そのために正しい情勢を学び、行動し、機会を通じて大衆に訴え、日本政府に対共和国政策の変更を迫り、1日も早い日朝国交正常化と在日朝鮮人への差別をなくすことを強く求めた。