共和国の主張・論調
春の麦まきなど農作業準備が着実に進行/(5日発朝鮮中央通信)
3月5日は共和国の農業勤労者節である。各地の農業勤労者は農業生産が強盛大国建設の基本であることを肝に銘じ、自然災害で国の食糧事情が厳しい中、代用食を食べながら農作業の準備を着実に行っている。
また、食糧問題解決の重要な方途の一つを2毛作に求め、その時期を逃さないよう、春の麦まきに力を入れている。白川郡をはじめ黄海南道の各郡では数日間に計画した面積の80%の田畑に麦をまいた。大紅湍郡をはじめ両江道内の市や郡でもジャガイモの種をまく準備を行っている。
「中国の衛星打ち上げ技術移転」説はねつ造/(5日発朝鮮中央通信)
米日は最近、共和国への中国の「人工衛星打ち上げ技術移転」説を持ち出し、共和国の科学技術の成果を傷つけようとしている。
中国はこれに反論し、事実に反するねつ造だと明らかにしたが、最近訪中したオルブライト米国務長官は「中国は戦域ミサイル防衛(TMD)に憂慮を示す前に、北朝鮮がミサイルの開発・実験を自制するよう説得すべきだ」と発言した。これはTMDシステム樹立の口実を作るための窮余の策だ。
千葉初中襲撃事件は計画的犯行/(労働新聞6日付)
千葉朝鮮初中級学校の塀の外側に落書きされ、窓ガラスが割られた事件は、一個人による偶発的な犯行ではなく計画的なものだ。日本で総聯に対する犯罪行為が続いていることに怒りを禁じ得ない。日本当局はこうした犯罪行為が再発しないよう、対策を講じるべきだ。
対共和国軍事行動狙った自衛隊出動形態規定/(4日発朝鮮中央通信)
日本の防衛庁は最近、「北朝鮮の弾道ミサイル再発射」に備えて「再発射の兆候」をつかんだ際の自衛隊の出動形態を規定した。その根底にはTMDシステムの樹立を企む一方で、自衛隊の武力増強と近代化に拍車を掛け、朝鮮半島を再侵略する目的がある。
平和と統一への志向に逆行する「冬季訓練」/(労働新聞4日付)
南朝鮮当局者は2日から、数百万人の予備軍を動員し、3泊4日の「冬季訓練」を行った。訓練を逃れた者に対する罰金を従来の30万ウォンから200万ウォンに増やし、訓練中に無断離脱した者に対して、軍刑法を適用して厳しく処罰するという。
この訓練は、国の平和と自主的平和統一のため誠意と努力を尽くしている共和国に対する挑発、挑戦でもある。平和と統一に対する人々の志向に逆行する北侵戦争演習を起こしておきながら「和解と平和」を訴えるのは、民族の統一熱望に対する愚ろうだ。