「軍捕虜」、「拉致漁民」はいない/労働新聞、南の「相互主義」を非難
労働新聞8日付は、南朝鮮執権者が3日、「韓国放送公社」(KBS)の創立日に際した「特別対談」で、「相互主義」を再び持ち出したことについて論評し、次のように非難した。
南執権者は、北出身の非転向長期囚と「軍捕虜」および「北に拉致された漁民」を交換しようと述べたが、これは非転向長期囚の送還を回避するための言い掛かりである。北にはそのような南の人はいない。
すぐに北に帰りたいという非転向長期囚と、絶対に南には戻らないという義挙入北者を交換しようと言い、「相互主義」を再び持ち出したのは、南北関係改善と和解・協力に関心があるかのような印象を与えようとするものだ。
民族の利益に背を向けた「相互主義」は、南北関係改善とは両立しない。南当局者は、統一を熱望する民族の前で術策をこらしてはならない。 (朝鮮通信)