和歌山朝鮮初中級学校と市立有功東小学校の児童が交流会
和歌山市内にある和歌山朝鮮初中級学校・初級部高学年の児童と市立有功東小学校6年の児童との交流会が2月25日、有功東小体育館で行われた。
交流会は、同じ市内に位置する朝鮮学校に対する理解を深めたいという、有功東小の要請により実現したもので、今回で3回目。
昨年6月の第1回交流会では、有功東小の児童たちが和歌山初中を訪れ授業などを参観した。
その後、何か共同制作をしようと意気投合した両校児童らは昨年12月と1月の2回、代表会議を開き、@朝鮮のおもちゃで一緒に遊ぶA75枚の画用紙を繋いで大きな絵を3枚作る――ことを決めた。
そして、1月に有功東小で開かれた第2回交流会では、和歌山初級の児童が作ったチェギ(銅銭を薄紙で包み、足でける朝鮮古来の遊び)で一緒に遊び、3回目の交流会に向けてみんなで下絵を描いた。
今回の交流会ではその下絵に色を塗り、画用紙をひとつひとつ繋いでいった。
出来上がった3枚の大きな絵には、朝・日両国の遊びを楽しむ子供たち、世界各国の子供たちが互いに手を繋ぎ大きな輪を作る姿などが描かれている。絵のテーマも両校の児童たちが決めた。