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朝鮮大学校で第41回卒業式


 朝鮮大学校(東京・小平市)の第41回卒業式が10日に行われ、7つの4年制学部と2・3年制の師範教育学部、研究院の卒業生を父母、教職員、在学生らが祝った。

 式ではまず、総聯中央の権淳徽副議長が、共和国教育省など祖国から送られた祝電と、名誉学長である韓徳銖議長からの祝電を紹介。韓議長からの祝電は、「たくましく育った卒業生らの姿に、私たちはあらゆる難関を乗り越えて朝鮮大学校を建設し、今日まで発展させてきた誇りを感じる」と指摘した。

 徐萬述第1副議長があいさつし、今回の卒業生は21世紀に在日朝鮮人運動を継承して行く主人公であると指摘。自分の双肩に総聯愛国事業の未来がかかっていることを深く認識し、信念を持って歩み続けてほしいと話した。

 南時雨学長の学事報告に続いて、学業・生活などで模範となった11人に共和国教育省の表彰状が、同様の26人と、初級部1年から朝大卒業まで続けて最優等だった学生に総聯中央の表彰状が授与されたほか、大学在学期間の最優等生、卒業論文賞受賞者、朝青・クラブ活動で成果を収めた学生らに、朝大から表彰状が授与された。

 政治経済学部の李泰一さんが卒業生を代表して決意表明し、どんな試練が待ち構えていても、大学生活を通じて体得した信念を胸に愛国の道を歩んで行きたい、と語った。

 式後、卒業生らによる記念公演と、父母らを交えての祝賀宴が行われた。