愛知県内の生徒とオモニら、国際女性デー行事に参加

　愛知県内のＮＧＯなどによる「９９国際女性デーｉｎ名古屋」が７日、名古屋市の「もちのき広場」で開かれ、県下の各朝鮮初中高級学校の生徒とオモニ会会員らが初めて参加。朝鮮学校を広くアピールした。

　国境を超えて女性の権利を訴える「国際女性デー」（８日）に際して開かれたもので、今回で４年目。県内に住む１０ヵ国以上の女性たちを含む１５００人が参加した。

　会場では、県内のＮＧＯ団体や市民グループの活動を紹介する展示会やバザーなどが催された。

　愛知朝鮮第２初級のオモニ会は、朝鮮料理の模擬店を出店､好評を博していた｡

　ステージでは、愛知第３初級・幼稚班の園児、東春初中、愛知中高の生徒らによる朝鮮の歌や踊りなどが披露された。あいにくの雨だったが、華やかなチマ・チョゴリ姿で歌い踊る生徒たちの姿に人だかりができていた。

　オモニ会の金英玉会長は「朝鮮学校の存在を初めて知った人も少なくなかった。これをきっかけに市民らが少しずつでも朝鮮学校に関心を寄せてくれれば」と話していた。