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千葉の女性同盟、学校オモニ会の代表ら、松戸市長らに朝鮮学校の処遇改善を要請


 女性同盟千葉県本部の権載善副委員長、東葛支部の全民子委員長、同支部管下の千葉朝鮮初中級学校オモニ会の代表ら9人が16日、松戸市役所を訪れ、朝鮮学校卒業生に国立大学受験資格を認め、私立学校並みの助成金を交付するよう求めた要望書を川井敏久市長、小沢暁民市議会議長らに提出した。

 代表らは、朝鮮学校をはじめ在日外国人学校が置かれている制度的な差別状況を是正するよう求めた日本弁護士連合会の勧告書について言及。日本政府の差別的政策により、朝鮮学校が学校教育法上の1条校に比べ大学などの受験資格や公的な助成の額で著しい不利益を被っている現状について訴えた。

 これに対して川井市長は、県下の各市長らで構成されている市長会で、この問題解決のために尽力したいと述べた。

 女性同盟千葉県本部では、受験資格認定と助成金増額を求める3万人署名運動を行うなど今後も引き続きこの問題に取り組んで行きたいと話していた。