科学技術で100余件の研究成果
18日発朝鮮中央通信は、近年、科学技術部門で100余件の研究成果を収めた点について指摘、次のように報道した。
金正日総書記は今年1月、国家科学院を現地指導したのに続いて、最近は科学院咸興分院を訪れ、科学者、技術者たちが国の復興発展に貢献する多くの研究成果を収めたことについて満足の意を示した。
共和国の科学者、技術者らは電子工学、生物工学、熱工学などの部門で百余件の研究成果を収めた。
初の人工衛星「光明星1号」を打ち上げ、30万倍の電子顕微鏡を製作した。
電子工学部門の科学者、技術者たちは20余件の研究成果を達成した。生産工程をオートメ化する装置、ロボットの操縦装置、カラーテレビ受像機など家庭電化製品の中に入る各種直接回路、太陽電池など、現代科学技術に相応するものを開発した。
コンピュータおよびプログラム部門では、複雑な科学技術計算プログラム、朝鮮語文書処理プログラム、検索システム関連プログラム、自動設計製作工程に必要なプログラムなど、経済に役立つ多数のプログラムを開発した。
生物工学部門では、細胞工学、遺伝子工学の発展で重要な意義をもつ30余件の問題を解決した。例えば品種改良を行ううえで提起される問題などだ。
熱工学部門では、国内に豊富な低熱炭を使いながらも燃焼効果を高めることで、公害を防ぐことに成功した。(朝鮮通信)