南朝鮮「国会議長」からの手紙で朝鮮中央通信が論評
南朝鮮赤十字社が17日、共和国最高人民会議常任委員会委員長あての南朝鮮「国会議長」の手紙を送ってきたことと関連し、25日発朝鮮中央通信は次のように論評した。
手紙には受け取り人の住所と名前がろくに記されていなかった。この手紙は最高人民会議議長あてに送るべきものだった。
南朝鮮の「国会議長」が無分別に誰にでも手紙を送れると考えたこと自体無知をさらけ出した。
さらに見過ごせないのは「国会議長」が手紙で「(南北)合意書を履行するための南北対話の速やかな開催」、「合意書の履行など南北間の懸案を論議」するための「議会次元の意見交換と交流」などを云々したことだ。この手紙は南朝鮮当局に送るべきものだ。
共和国政府、政党、団体は先頃、連合会議を開いて統一志向的な当局対話を行うための最も合理的で現実的な提案を行い、これと関連した手紙を南朝鮮の150人の人士に送った。
現在、南北対話が開かれていないのは当局が、外勢との「共助」と合同軍事演習の中止、「国家保安法」撤廃、統一愛国団体と人士の統一愛国運動と活動の自由の保証など、南北対話の先行実践事項を履行していないためだ。(朝鮮通信)