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「脱北者同志会」は当局の手先/朝鮮中央通信論評


 24日発朝鮮中央通信は、南朝鮮当局者が最近、越南逃走者を押し立てて結成した「脱北者同志会」は、民族を裏切った変節者や犯罪者をかき集めた当局の手先にすぎないと非難し、次のように論評した。

 南当局者がこの団体を作ったのは、彼らを反北・反統一対決策動に悪用するとともに、脱北者の間で日増しに高まる不平不満と反抗心を鎮めるためである。

 脱北者は南に入った時から、中央合同尋問所や「国家情報院」などで拷問されたり、執ような尾行、監視を受ける。わずかな定住金では生活できずに、海外に逃亡して捕らわれたり、自殺する現象も起きている。そのうえ、南の人々からは「反逆者」「家族を捨てて逃亡した人間」などと冷遇されている。南での冷遇に耐えられず、当局を相手に訴訟を起こすなどの現象も急増している。

 南当局者は窮余の策として「脱北者同志会」を設けたが、脱北者にそのような看板を掲げさせたところで、彼らの反「政府」の機運を抑えることはできない。    (朝鮮通信)