平壌で全国科学者・技術者大会
全国科学者・技術者大会が3月25、26の両日、平壌の人民文化宮殿で行われ、科学技術分野で収めたこれまでの成果と経験を総括し、全国に科学重視の気風を高め、強盛大国建設を推進するうえで科学者、技術者の役割を高める課題と方途が討議された。大会には、朝鮮労働党の科学技術政策に基づき、国の科学技術の急速な発展に貢献した科学者、技術者、内閣の委員会と省、中央機関の幹部、そして道、市、郡、機関、企業所の党と勤労団体、行政経済部門の活動家、また総聯科学者代表団(団長=申在均・在日本朝鮮人科学技術協会会長)が参加した。党と国家の幹部である金永南、李鐘玉、洪成南、崔泰福、金仲麟の諸氏と関係部門の活動家、功労者、科学者、技術者、申在均会長が主賓壇に上がった。
大会では、党中央委員会の祝賀文を洪成南総理が伝達し、科学技術発展5ヵ年計画と先端技術開発の中心課題を徹底的に遂行していくことについて言及した。そして科学者、技術者は電力と食糧の問題を解決し、金属工業と機械工業、鉄道輸送を立て直して社会主義建設?Kを進めるうえで、緊急に提起される科学技術的問題の解決を優先させながら、経済を活性化し、人民の生活向上に貢献するよう強調した。
また、科学者、技術者が電子工学と生物工学、熱工学をはじめ先端科学技術を積極的に発展させ、国の科学技術を近い将来、世界的水準に引き上げ、21世紀の近代的な工業を築く確固たる保証を整えるよう指摘した。
大会では、科学技術の発展で転換を起こし、社会主義強盛大国建設を力強く推し進めることについて、党中央委政治局委員候補の崔泰福書記が報告し、これまでの成果について語った。
そして科学技術発展5ヵ年計画と先端技術発展の中心課題を徹底的に遂行して経済を活性化させ、国の科学技術を世界的レベルに引き上げなければならないとしながら、当面は既存の経済基盤を効果的に利用して、人民生活を向上するうえで提起される実際面での科学技術問題を解決させることについて述べた。
さらに、すべての科学者、技術者は「たとえ工場が止まるようなことがあっても科学技術研究を中断してはならない」と述べた金正日総書記の志を肝に銘じ、いかなる条件下でも科学研究を積極的に推し進め、知識と情熱の限りを尽くして技術全般を世界的レベルに引き上げなければならないと強調した。
大会では申会長の祝賀演説に続き討論が行われた。
国家表彰、学位・学職授与式
大会参加者への国家表彰および学位・学職授与式が27日、平壌の人民文化宮殿で行われた。李鐘玉、崔泰福、趙昌徳の諸氏と李光濠・科学院院長、崔基龍教育相、金秀学保健相が出席した。
また同日、党と国家の指導幹部が錦繍山記念宮殿広場で大会参加者とともに記念写真を撮った。
中央科学技術祭典も
第14回中央科学技術祭典が23〜27日、平壌で行われ、農業と石炭、電力、金属工業と鉄道輸送など、昨年の経済建設に導入された250余件の価値ある科学研究および技術革新に関する資料が展示された。(以上朝鮮通信、関連記事)