ニュースフラッシュ
米軍が３月に１７０余回の空中スパイ
構造調整に抗議し３０００人が集会/南の労働者・農民
社協代表団、ギニアへ/チュチェ思想討論会に参加
「韓国労総」１２０万人ゼネストへ
洪総理、ギニア新首相に祝電/白外相はスイス新外相に
漁業協定白紙化、漁民への補償を/南漁民団体が集会
１日発朝鮮中央通信によると、米国が３月に行った各種戦略・戦術偵察機による共和国への空中スパイ活動が１７０余回に達した。
偵察機には、Ｕ２、ＥＨ６０電子戦ヘリ、Ｐ３Ｃ対潜哨戒機、ＲＣ１３５戦略偵察機、Ｅ３早期警戒機、ＲＣ７、ＲＣ１２、ＲＦ４Ｃ戦術偵察機などが含まれる。（朝鮮通信）
南朝鮮当局と企業による一方的な構造調整強行に反対し、労働者と農民が１日、相次いでソウル市内で抗議集会を開き、生存権死守を訴えた。
ソウル地下鉄公社労働組合など２１０余の労組が加盟する「全国公共運輸社会サービス労働組合連盟」（公共連盟）の組合員１０００余人は、明洞聖堂で集会と記者会見を開き、整理解雇の中止や労働時間短縮などを求める反「政府」闘争への突入を宣言。公共連盟に加盟する全組合員１０万余人が１９日、一斉にゼネストに入ると発表した。
また、同じく市内で「国民連帯宣布式」を開いた農民２０００余人は、農家の負債に対する対策の樹立などの農政公約を守らない当局の姿勢を「農民と農業を無視する悪政」と強く非難した。
太陽節（４月１５日）に際してギニアの首都コナクリで開かれる「チュチェ思想と平和、団結に関するアフリカ地域討論会」に参加する朝鮮社会科学者協会代表団（団長＝金哲植・第１副委員長）が３月３１日、平壌を出発した。（朝鮮通信）
「韓国労働組合総連盟」は３月３１日、雇用問題に関する当局との対話・協議を中断し、１２０万人の全組合員による大規模な闘争に突入することを宣言する対「政府」声明を発表した。
声明では「構造調整中止や４０時間労働法制化など６項目の要求を提示し、３月３１日までに履行するよう求めたにもかかわらず、当局はこれを徹底して黙殺した」と非難。９日の中央委員会で、労使政委員会からの脱退と労使政委解体要求闘争への突入を正式に決議したうえで、４月中にも釜山・慶尚南道地域を皮切りに全域で「賃金闘争勝利のための全国集会」を行うと宣言した。また、先に労使政委を脱退した全国民主労働組合総連盟など広範な社会団体と連帯し、メーデーの５月１日にゼネストを行うことも明らかにした。
３月２７日発朝鮮中央通信によると、洪成南総理はギニアのラミン・シディメ新首相に祝電を送り、両国間の友好協力関係が今後も発展するものとの確信を表明した。
また、１日発同通信によると、白南淳外相はスイスのヨーゼフ・ダイス新外相に祝電を送った。（朝鮮通信）
南朝鮮の１２の漁民団体が所属する全国漁民総連合（兪鍾久会長）は３月２７日、釜山市の釜山共同魚市場で「『韓日漁業協定』白紙化を求める第２回国民大会」を開いた。参加した漁民２０００余人は、協定の全面白紙化、廃業した漁民に対する補償などを当局に訴えた。
一方、漁民らは２６日、同市場を訪れた新任の鄭相千・海洋水産部長官に対しても、失業した船員に対する失業手当や慰労金の支給、操業区域の調整など水産関係法の改正などを建議した。