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総聯中央委員会第18期第2回会議で示された民族性、生活と権利を守る大衆運動

その具体的な課題、対策


 総聯では今年、新たな環境のもとで民族性を守り、生活と権利を擁護するための大衆運動を全同胞的に力強く繰り広げる。3月20日の中央委員会第18期第2回会議で示されたその具体的な課題、対策を、一目で分かるように整理した。真の同胞奉仕型組織として同胞たちの間で民族性を守り、その生活を向上させ権利を拡大する方針は、昨年5月の第18回全体大会で重要な方針として打ち出されたものだ。

 

報告で示されたスローガン「新たな環境のもとで民族性を守り、生活と権利を擁護するための大衆的愛国運動を力強く繰り広げよう!」

1、民族性を守る運動(より力強く、幅広く)

民族教育

◇朝鮮学校
・生徒数拡大
 *5月の女性同盟オモニ大会、7月の青商会ウリ民族フォーラム大きな契機に
・教育の質向上
 *学校を、民族の伝統守り民族的情緒溢れる拠点に
学校運営の自立的土台構築
 *全同胞的な運動を多様、広範に
・権利拡充
 *日本政府の差別政策世論に知らせ、助成増額など新たな前進を
◇日本の学校に通う子供たち
・日本学校での民族学級を増やす
・午後・夜間学校、土曜児童教室など非正規教育網拡大
・日校在学朝鮮学生会の活動活発に

成人教育/文化・スポーツ事業

◇成人教育事業
・総聯・女性同盟各支部→これまでの成人学校を、対象の特性に合わせた文化教室や民族            講座の形に
・朝青→青年学校、サマースクールなど多彩に
 *同胞知識人と文化人は同胞たちの民族性を育む活動に知識と能力を発揮すべき
◇文化・スポーツ事業
・すべての支部と分会が各種文化・スポーツサークルを活発に運営し、各種文化・スポー ツイベント多彩に企画
 *同胞たちが民族的な結び付きを強め、同胞社会がいつも賑わうように
・各芸術・スポーツ団体の活動押し立て、経験ある同胞らの才能生かす場設ける
・同胞芸術家、体育人の活躍の場広げる
・出版物(朝鮮新報、月刊誌『イオ』)普及、愛読に努める

2、生活・権利を守る活動(全組織と同胞の団結した力を総動員)

同胞商工人を積極的にバックアップ

・税務サポート、企業権を擁護・拡大
 *「4万人同胞商工人訪問談話運動」行い、9月にシンポジウム
・業種別協議会活動活性化
・経営情報などを提供する同胞経済研究所(仮)秋に開設
・資金問題解決へ制度融資などの紹介、斡旋
・朝銀の組織再編成事業推進

同胞生活奉仕システム整備

・好評の結婚相談事業引き続き強化
・同胞企業と同胞求職者のニーズを結ぶ「在日同胞就職情報センター」秋に開設
・同胞高齢者の生活奉仕
 *大阪の老人保健施設「ハーモニー共和」などのノウハウ一般化
・同胞障害者とその支援者による組織作り
・福祉問題の専門家、有資格者の育成
・同胞集住地域に高齢者、障害者のための施設設置
・同胞高齢者、障害者への年金差別、外登法の抜本改正など未解決の権利問題解決へ
・金剛保険の役割高める