第7回汎民連共同議長団会議決議文と「内外同胞に送る民族自主・大団結アピール文」
第7回祖国統一汎民族連合(汎民連)共同議長団会議(3月28〜29日、北京)で採択された、決議文と「内外同胞に送る民族自主・大団結アピール文」の内容はそれぞれ次のとおり。(朝鮮通信)
第7回汎民連共同議長団会議決議文
第7回汎民連共同議長団会議は、内外の分裂主義勢力による戦争対決策動と反統一策動が極限に達している現情勢に鑑み、今年を昨年に続いて再び「民族の自主と大団結の年」に定め、内外のすべての愛国力量の団結した力で必ず祖国統一の転換的局面を切り開くという確固たる意志を込め、次のように決議する。
1、われわれは、民族自主の旗印を高く掲げ、反米・反外勢闘争と、外勢依存勢力の事大売国策動を阻止するためのたたかいを一層力強く展開する。
2、われわれは、全民族大団結実現のためのたたかいにおいて、先鋒的で責任ある役割を一層高める。
3、われわれは、今年の第10回汎民族大会を、内外の統一運動団体と愛国人士が幅広く参加する汎民族的な統一大祭典として盛大に開催する。
4、われわれは、祖国統一のためにたたかう内外の統一運動団体との連帯と共同行動を積極的に実現する。
5、われわれは、発展する情勢の要求に即して汎民連組織を一層しっかりしたものに作り上げる。
「内外同胞に送る民族自主・大団結アピール文」
国を愛し、民族の尊厳を重んじる人はみな力を合わせ、民族自主の旗印を高く掲げ、祖国統一と民族繁栄の新時代を切り開かなければならない。
米国の新戦争挑発策動を阻止し、南から米軍を撤収させる反米抗戦に立ち上がろう。
再び侵略の機会をうかがう日本の狡猾な再侵略策動と反北敵視行為に反対し、排撃しよう。
思想と理念、政見と信仰、階級と階層の差異は後回しにし、民族愛と民族自主精神に基づいて、統一愛国の旗印のもとに一つに固く団結しよう。
力のある人は力で、知識のある人は知識で、金のある人は金で、統一愛国偉業に寄与しよう。
内外のすべての統一運動団体と各界人士は、主義主張の差異を超えて統一愛国の道で連帯し、共同闘争を力強く繰り広げよう。
北と南、海外のすべての統一運動団体は、今年の第10回汎民族大会を全民族的な統一大祭典として成功させることに総力を傾けよう。
一貫した自主の理念、民族大団結の力で、統一の転換的局面を切り開こう。