共和国の主張・論調
全同胞を統一へ奮起させる祖統委スローガン/(民主朝鮮13日付)
平壌で10日に開かれた祖国平和統一委員会総会で採択された民族の大団結と祖国統一のためのスローガンは、半世紀有余の民族分裂の歴史に終止符を打ち、民族の団結と統一の新たな転機を開くためのたたかいへと全同胞を奮起させる画期的なものとなる。
スローガンに込められた思想は、朝鮮から戦争の根源を除去して南北関係を改善し、強固な平和と平和統一が実現するのを望む人ならば、誰もが高く掲げるべき旗印である。全同胞は、統一偉業実現のための全民族的なたたかいに立ち上がらなければならない。
「韓米連合戦時増援演習」は朝米合意侵害/(13日の共和国外務省スポークスマン談話)
「韓米連合軍司令部」は最近、13日から1週間、実戦を想定した「連合戦時増援演習」を行うと発表した。朝鮮半島で「危機」が発生した際、米国本土や海外基地から米軍兵力を迅速に投入するのが目的で、米軍と南朝鮮軍1万3000余人が動員されるという。
これまでコンピューターシミュレーションにとどまっていた、海外増援兵力を朝鮮半島に投入する訓練が、今回は実際の武力機動訓練として行われるのは、米国が対北侵略戦争のための作戦と準備を実践段階に移していることを立証している。また、われわれに対して核兵器を含む武力を使用せず、威嚇もしないという、朝米共同声明と朝米基本合意文に対する侵害行為となる。
日本外相の「建設的対応」は現状わい曲/(14日発朝鮮中央通信)
日本の高村外相は9日、訪日したヤング米下院歳出委員長一行との会談で、「北朝鮮が建設的対応を示すなら対話の用意はある」と強調した。
日本は、われわれが一方的に対話を要請しているかのように事実をわい曲しているが、日本がわれわれとの関係正常化を行えずにいる根本的原因は、朝鮮人民に対する過去の罪を清算せず、共和国敵視政策も是正しないことにある。これらの問題に背を向け、反共和国・反総聯キャンペーンを繰り広げている日本が、誰かに「建設的対応」を求めるなどと言うのは、笑止な妄言である。
北侵狙った南の「陸軍航空作戦司令部」新設/(10日発朝鮮中央通信)
南朝鮮当局は最近、今月20日に「陸軍航空作戦司令部」を新設すると発表した。当局は、戦略的な戦闘本位の攻勢的運営が可能になるよう、陸軍航空戦力を統合したと公言しているが、これは、彼らの北侵戦争策動が実践段階に入っていることを示すものだ。