総聯千葉支部で高句麗文化遺跡を探訪
総聯千葉支部では3日、在日同胞と日本人ら20余人の参加のもと、歴史探訪の集いを行い、高句麗文化の足跡が残る木更津市金鈴塚などを訪れた。
一行はまず、当地の遺物保存館を見学。講師として同行した全浩天・在日本朝鮮歴史考古学協会会長の説明を受けながら、5世紀頃の高句麗文化の遺物である金銅製環頭大刀や、馬具類などを見てまわった。
続いて一行は、富津古墳群の弁天山古墳を見学。全長80メートルの前方後円墳であるこの古墳は、大和政権の影響が房総半島に及ぶ以前に、高句麗の人々がこの地に暮らしたことを示すものだという。
参加者らは、高句麗文化が千葉に影響を与えていた事実に感嘆。今後もこうした歴史探訪を行っていこうと約束し、会の名称を金鈴会とすることで合意した。