「上半期にも南北高位級政治会談開催可能」/書簡1周年記念報告会で
17日発朝鮮中央通信によると、金正日総書記の著作「全民族が大団結して祖国の自主的平和統一を成し遂げよう」(1998年4月18日付書簡)発表1周年記念平壌市報告会で、金容淳書記が報告し、南北対話と関連した立場を改めて明らかにし、次のように指摘した。
南で先行実践事項が履行されれば、今年下半期ではなく上半期にも南北高位級政治会談を開くことができ、われわれはそのための準備はすべて整っている。南北の当局間対話の成就は全面的に、南当局の態度如何にかかっている。
2月の共和国政府・政党・団体連合会議では、先行実践事項が解決したうえで、今年下半期に南北高位級政治会談を開くことを南当局に提議した。
われわれは、南北高位級政治会談を提案し、当局間対話の門を常に開いておいた。
曲折多き過去の対話を繰り返さず、真に統一志向的な対話をするためには、南当局が外勢との「共助」と合同軍事演習を中止し、「国家保安法」を撤廃し、統一愛国団体と人士の統一愛国運動と活動の自由を保障するという、必須的な先行実践事項を滞りなく実現しなければならない。