6月に平壌で「金九先生回顧の集い」/南人士を招請
民族和解協議会(民和協)常務活動家協議会議が19日、平壌で開かれ、金永大会長らが参加。民和協第2回総会の決定を貫徹するための一連の実践的な問題が討議された。また、金九先生が暗殺されてから50年にあたる今年6月20日に平壌で「金九先生回顧の集い」を開くことを決定し、この集いに金九先生と共に4月の南北連席会議(1948年)に参加した人士をはじめ南の各界人士を招請することを決めた。
【注】 2月4日に開かれた民和協第2回総会では、前日3日の共和国政府・政党・団体連合会議の決定を貫徹するための対策を討議した。連合会議では、祖国統一3大原則の履行を提起しながら、南当局に対し反北外勢との「共助」破棄などの先行実践事項を今年上半期に解決したうえで、下半期に南北高位級政治会談を開催しようと提案した。
金九氏は1876年生まれの独立運動家。反日義兵闘争に参加し、3・1人民蜂起後は、上海臨時政府主席を勤めながら韓国独立党を組織。日本帝国主義滅亡後、南朝鮮に戻り対米従属に反対。48年、平壌で開催された南北朝鮮政党・大衆団体代表者連席会議(4月連席会議)に参加。その後ソウルで連共・統一をめざしてたたかい、49年6月に暗殺された。南北連席会議には56の政党、大衆団体の代表695人と海外同胞の代表が参加。南からは李承晩の亡命党、金性洙の日本協力党を除いた全政党と各社会団体から240人が参加した。