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東京で「4月の春の集い」準備委員会


 朝鮮の自主的平和統一支持日本委員会(槙枝元文議長)、朝鮮女性と連帯する日本婦人連絡会(清水澄子代表)、日朝文化交流協会(林亮勝理事長)、日朝学術教育交流協会(中小路清雄会長)の4団体が中心となって金日成主席の誕生を記念する「4月の春の集い」準備委員会が4月27日、東京湾遊覧船「モデルナ号」内の洋上レストランシンフォニーで行われ、各団体のメンバー、総聯中央の南昇祐国際局長らが参加した。

 準備委員会では、21世紀に向けて来年から開く「4月の春の集い」のために第2回準備委員会を7月8日前後に行うことなどを決めた。

 林理事長があいさつし、1日も早く朝鮮半島が一つになり、平和で豊かな国を作ることを願っている、と述べた。中小路会長が乾杯のあいさつを述べた後、会食と懇談会が行われた。

 日本教職員チュチェ思想研究会連絡協議会の大石忠雄さんは誤った朝鮮観を正し、長期的な日朝関係を作っていくためには文化的な交流を行っていくべきだと述べた。

 日朝学術教育交流協会の横堀正一事務局長は、今、日朝間は大変厳しい時期を迎えているが、困難な時こそ信念を持って最後まで全うすべきであり、朝鮮問題は党派を問わず取り組むべき問題だと訴えた。

 日朝文交の柳沢徳次副理事長が閉会のあいさつをし、今後、21世紀に向けた日朝関係をどう築くべきかを真摯に考え、小さくても実のある運動をしていこうと呼び掛けた。

 また、鎌倉孝夫元埼玉大学教授の音頭で1月に亡くなった故金泰煕副議長を偲んで献杯した。