ニュースフラッシュ
内閣制めぐる南の与党内紛に言及/朝鮮中央通信
豪州共産党中央委員が訪朝
ネパール・チュチェ思想研究所代表団と会見/楊亨燮副委員長
南は黄代表釈放、保安法撤廃を/祖国平和統一委員会書記局
マレーシア新国王に祝電/金永南委員長
新「指針」関連法案に抗議し集会/札幌市民ら
内閣制めぐる南の与党内紛に言及/朝鮮中央通信
4月29日発朝鮮中央通信は、南朝鮮の野党ハンナラ党の事務総長が24日の記者会見で、同党が内閣責任制改憲問題を検討でき、与党・自民連と論議もできるとの立場を公式表明したことに言及し、次のように報じた。
南の現執権者が即座にこれに反撃する談話を発表したことで、金鍾泌との葛藤が公になった。現執権者は事務総長の発言に強い不快感を示し、「連立与党の一角」からの「問題発言」に遺憾の意を表明した。この「連立与党の一角」の主な対象は、他でもない金鍾泌である。金鍾泌は事あるごとに内閣責任制改憲問題を掲げており、今回の事務総長発言に焦った現執権者は自ら、反撃の第一線に立ったのだ。(朝鮮通信)
オーストラリア共産党中央委員会のマイケル・フォース委員が4月27日、空路平壌に到着した。(朝鮮通信)
最高人民会議常任委員会の楊亨燮副委員長(朝鮮社会科学者協会委員長)は4月27日、ネパール・チュチェ思想研究所代表団(団長=ネパール・朝鮮友好協会副委員長のニル・ビル・シン副所長)と、平壌の万寿台議事堂で会見した。(朝鮮通信)
祖国平和統一委員会(祖統委)書記局は4月27日、報道第785号を発表し、南朝鮮当局が祖国統一汎民族青年学生連合(汎青学連)南側本部・「韓国大学総学生会連合」(「韓総連」)の黄嬋代表に「国家保安法」を適用して、懲役刑を宣告したことを非難した。
祖統委書記局は報道で、黄代表への懲役刑宣告は、南の青年学生の統一運動を阻み、「韓総連」を解体するための計画的な弾圧だと述べ、黄代表が統一行事に参加したのは民族の和解と団結、統一のためであり、決して罪にはなり得ないと指摘した。そして、南当局は黄代表をはじめとするすべての青年学生と民主人士を無条件で釈放し、反統一悪法である「国家保安法」を即時撤廃すべきだと強調した。(朝鮮通信)
最高人民会議常任委員会の金永南委員長は4月26日、マレーシアの新国王に即位したサラフディン氏に祝電を送った。
また23日には、タンザニア創建35周年に際してムカパ大統領に祝電を送った。(朝鮮通信)
「周辺事態法に反対する講演討論集会」(主催=札幌講演集会実行委員会)が4月26日、札幌市中央区の「かでる2・7」で開かれ、50余人が参加した。同集会は新しい「日米防衛協力のための指針」(ガイドライン)関連法案に抗議するもので、軍事評論家の韓桂玉氏が講演した。
集会では、日本政府に送る「新ガイドライン安保―戦争法案の国会議決に絶対反対する」と題する緊急抗議声明が採択された。声明では、日本政府が共和国を戦後一貫して敵視し続け、植民地支配に対する謝罪と補償も行わず、戦争挑発を続けていることや、在日朝鮮人に対する監視・抑圧体制を強めていることに抗議し、共和国をはじめアジアの人々に再び銃口を向ける戦争体制を絶対に許すことはできないと主張した。