平壌とソウルで「統一念願 北南労働者サッカー大会」を開催
朝鮮職業総同盟(職総)中央委員会代表と、訪北した南朝鮮の全国民主労働組合総連盟(民主労総)代表は、4月29日と5月2日の2回、平壌で実務会談を行い、「統一念願 北南労働者サッカー大会」の開催で合意した。会談で双方は、今年8月10日に平壌で、来年8月にソウルで試合を行うことで合意し、その準備のために双方メンバーが参加する共同準備委員会を設けることとなった。(朝鮮通信、関連記事)
今年8月10日に平壌で、来年8月にソウルで
合意によると双方は、民主労総代表の訪北が、北と南が合意した祖国統一3大原則を具現し、民族の和解と大団結、統一偉業を成し遂げるうえで意義のある契機になったと認め、南北労働者の連帯と団結を図る第一歩として、今年8月10日に平壌で「統一念願 北南労働者サッカー大会」を開催することにした。
これと関連して双方は、朝鮮地図にサッカーボールを描いたマークを大会の公式マークとし、大会の名称は、平壌で行う際には「統一念願 北南労働者サッカー大会」、ソウルで行う際には「統一念願 南北労働者サッカー大会」とする。
また、共同準備委員会を設けて、双方副委員長級を共同委員長に、メンバーは双方5人ずつで構成し、共同準備委が大会の組織と関連した実務問題を処理し、今後、必要な協議を行うことにした。
また、大会を全民族の関心の下に盛大に催して、南北間に良い情勢を作り、次回の大会を来年8月にソウルで開くことで合意した。
民主労総代表が出発
先月27日に訪北した民主労総の李奎宰副委員長兼統一委員長、趙俊虎統一委員の両代表は4日、空路平壌を出発した。
職総中央委の李進守副委員長ら関係者が一行を見送った。
両代表は滞在中、万寿台創作社、万景台学生少年宮殿、スク島革命史跡地、凱旋門、平壌地下鉄、テコンドー・パレス、檀君陵、祥原セメント連合企業所、妙香山などを参観した。
また、東平壌大劇場と青年中央会館で万寿台芸術団の音楽舞踊総合公演、平壌サーカス劇場で総合サーカス公演をそれぞれ観覧した。