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朝鮮記者同盟副委員長、NATOの空爆を非難


 朝鮮記者同盟中央委員会の金相浩副委員長は7日、北大西洋条約機構(NATO)軍のユーゴスラビア空爆が、報道機関など民間対象物にまで拡大されていることについて談話を発表し、次のように非難した。

 米国主導下のNATO軍は先月末、ベオグラード市中心部のセルビアラジオ・テレビ局を空爆して10余ヵ所の中継所と放送塔を破壊し、20余人を死傷させた。今月4日早朝にもノビサドテレビ局を空爆した。

 これは、国連憲章と国際法に違反するものであり、米国とNATOの侵略性を示すものだ。

 ユーゴの報道機関に対する空爆は、何をもっても正当化できない。われわれは、自主権と領土保全に対するユーゴ人民の正当な主張を阻もうとするNATOの行為を強く非難する。

 コソボ問題は全面的にユーゴの内部問題であり、軍事的な干渉と圧力では解決できない。ましてや、軍事対象物ではない放送局などを標的にするのは、反人倫的な戦争犯罪行為である。

 われわれは、NATOが空爆を即時中止し、放送局をはじめ言論報道機関と記者たちの安全と自由な活動を保障すべきだと主張する。(朝鮮通信)