ニュースフラッシュ
米実務代表団が18日に訪朝/金倉里のトンネル訪問へ
国際支援の継続必要と認定/訪朝のWFP寄贈団代表団
キューバと経済・科学技術協力議定書
南「国営」3社の労組1万人が集会/当局の構造調整に抗議
米国製兵器購入強要に反対しデモ/「韓総連」の大学生
朝鮮赤十字会とIFRCが交歓会/赤十字デーに際し
11日発朝鮮中央通信によると、共和国外務省は、米国務省東アジア・太平洋問題担当局朝鮮課のジョエル・ウィット副課長を団長とする米実務代表団に、平安北道大館郡金倉里のトンネルを訪問するよう招請した。代表団は18日に訪朝し、20日から金倉里のトンネルを訪問する。(朝鮮通信)
世界食糧計画(WFP)寄贈国代表団(団長=トゥン・ミャートWFP源泉動員局長)が11日、空路平壌を出発した。
共和国の該当機関では、代表団の滞在中、数年間の自然災害によって困難を経ている朝鮮人民に対する、国際社会の人道支援に謝意を表し、継続支援における一連の問題について意見を交わした。代表団はこの間、黄海北道と咸鏡南北道の一部の食糧支援対象地と、託児所、幼稚園、病院、一般家庭を見て回り、国際社会のこれまでの支援が効果を表していることと、今後も引き続き国際支援が必要であることを認めた。 (朝鮮通信)
共和国・キューバ両政府間の経済・科学技術協議委員会第19回会議が平壌で開かれ、議定書が10日、万寿台議事堂で調印された。調印式には、姜正模貿易相ら関係部門の活動家と、キューバ政府貿易代表団(団長=リカルド・カブリサス・ルイス貿易相)、ホセ・マヌエル・インクラン・エムバデ駐朝キューバ大使が参加し、両貿易相が議定書にサインした。同日、両政府間の1999年度商品交流に関する議定書も調印された。
キューバ政府貿易代表団は8日に空路平壌に到着し、最高人民会議常任委員会の金永南委員長が10日に会見した。また同日、ルイス貿易相に共和国親善勲章第1級が授与された。 (朝鮮通信)
南朝鮮の「国営」企業である「韓国ガス公社」、タバコ・人参公社、水資源公社の労働組合員1万余人は9日、構造調整強行に反対する集会をソウル駅前広場で開いた。集会では「当局は公共部門の労働者に対し、大量解雇や賃金カットなどを一方的に行っている」と非難、これらの不当行為を阻止するとの意思を表明した。参加者はこの後、明洞聖堂までデモ行進した。
一方、反「政府」闘争を展開中の全国民主労働組合総連盟(民主労総)は7日、明洞聖堂で会見し、12日から第2次ゼネストを展開すると宣言した。傘下の金属産業労連、民主タクシー労連、病院労連がゼネストに突入、13、14の両日にデモ行進、15日に2度目の民衆大会を行う。
「韓国大学総学生会連合」(「韓総連」)所属の大学生は9日、ソウルの米国大使館前で、米国製兵器の購入強要の中止を求めるデモを行った。学生らは、米国は戦域ミサイル防衛(TMD)システムの樹立に南朝鮮も加わるよう強要し、兵器を購入するよう圧力を掛けていると非難した。
朝鮮赤十字会中央委員会は7日、「21世紀を記念する世界赤十字デー」が8日から始まるのと関連し、国際赤十字社・赤新月社連盟(IFRC)協力代表団(団長=ステン・スウェドゥルンド氏)との親善交歓会を、平壌学生少年宮殿で催した。参加者らは宮殿内の各サークルを見学し、芸術公演を観覧した。(朝鮮通信)