祖国平和統一委員会、南に先行実践事項履行を再度要求
祖国平和統一委員会スポークスマンは12日、2月3日の共和国政府・政党・団体連合会議で当局間対話を含む南北間の幅広い対話を提案してから100日が経ったのと関連して談話を発表、次のように指摘した。
外勢との「共助」と合同軍事演習の中止、「国家保安法」撤廃し、統一愛国団体と人士の統一運動の自由保障を南北対話の先行実践事項として提起し、これらを南朝鮮当局が上半期中に履行したうえで、下半期に南北高位級政治会談を開催することを提議したのは、統一志向的な対話の新たなスタートのための画期的な措置となる。
しかし、提案から100日が経った今日も、南当局者は何の実践的措置も取らず、むしろ、われわれの対話提議を「肯定的」なものとして「歓迎」するとしていた当初の立場から後退し、南北対話の前途に大きな障害をもたらしている。
さらに見過ごせないのは、南当局が先行実践事項の履行から目を背けながらも、自らは南北対話に関心があるかのように世論をあおっていることだ。
南当局は、先行実践事項の履行問題を秤に掛けたりせず、自らが作った対話の障害物を自らの手で除去する勇断を至急下すべきだ。われわれは、南当局が先行実践事項をどう履行するかを引き続き注視するだろう。(朝鮮通信)