光州人民蜂起19周年/遺族らが追悼祭
光州人民蜂起(1980年5月18日)19周年に伴い、光州市をはじめ全羅南道の全域で、犠牲者の遺族や市民団体のメンバー、「韓国大学総学生会連合」所属の大学生、市民らによる追悼行事が催された。
犠牲者の霊が眠る光州市望月洞の5・18墓地で17日に営まれた5・18遺族会主催の追悼祭には、遺族や市民、市長ら500余人が参加し、犠牲者に哀悼の意を表するとともに、虐殺の真相究明と犠牲者の名誉回復を訴えた。
夜には道庁舎前で市民らによる前夜祭が行われ、2万余人が参加したほか、木浦駅前広場や順天市庁舎前など各地で前夜祭やデモ行進が行われた。また、18日には同市雲亭洞の墓地で記念式典が催され、5000余人が参加した。
一方、民主主義民族統一全国連合(全国連合)は16日、道庁舎前で「5・18民衆抗争精神継承国民大会」を開いた。
大会では、去る13日に慶尚北道大邱市を訪れた金大中が、朴正煕を評価する発言を行ったことに対し、「金大中『政権』はこれ以上、われわれの希望にはなり得ない」と非難する声が相次いだほか、「政権」退陣を求める声も出るなど、金大中の地元で圧倒的支持を集める光州市で「反金大中感情」が高まっていることが明らかになった。