日本の保育園教職員ら、埼玉朝鮮幼稚園で朝鮮舞踊やチャンゴ習う

　埼玉・桶川市のいなほ保育園の教職員ら２０人が２２日、川口市の埼玉朝鮮幼稚園を訪れ、同園の教職員から朝鮮舞踊やチャンゴを習った。講習後には食事会も開かれ、朝鮮料理を囲んで交流を深めた。３月に開かれた埼玉朝鮮幼稚園の「歌と踊りの発表会」に園児とともに賛助出演したいなほ保育園の教職員らが、ぜひ異文化を学びたいと要望したものだ。

　北原和子園長は「２１世紀を担う子供たちには、国際人としての感覚と相互理解の気持ちを育んでほしい。大人たちが普段から交流し信頼関係を築いていくことは、大人の背を見て育つ子供たちにもプラスになる。民族の誇りを大切にしている埼玉朝鮮幼稚園の教職員、園児たちに敬意を表したい」と話していた。

　６月１０日には、埼玉朝鮮幼稚園の園児らの園外保育の一環としていなほ保育園を訪問し、子供たち同士の歌と踊りの交流会を開く予定だ。