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南、北、海外同胞ら、故文益煥牧師追悼の集い


 報道によると、南、北、海外による故文益煥牧師追悼の集いが1日、中国・龍井で行われた。1日は牧師の誕生日で、中国・龍井は生まれ故郷。

 集いは共和国の民族和解協議会が(金永大会長)さる3月、文牧師の5周忌(1月18日)、平壌訪問10周年(89年3月)にあたって、北と南、海外同胞らが参加する追悼行事を行おうと南の在野団体「民主主義民族統一全国連合(全国連合)」側に提案し、実現したもの。

 集いには全国連合の金ギュチョル常任議長など4人が、当局の「以北住民接触承認」を得ずに参加した。 牧師の弟の文東煥元平民党副総裁、牧師の息子の文昊瑾氏ら遺族、全国連合の洪根洙共同議長、「統一を迎える晩春文益煥記念事業会」関係者など14人は、追悼の集いに参席するため5月20日、統一部に「接触承認」を申請したが、当局は「南北関係に望ましい影響を与えない」として同月28日、これを不許可にした。

 全国連合と申請者たちは翌29日、当局の不当な措置に対して記者会見を行い、抗議した。そして許可を得られなかった人以外で、新たに代表団を構成し、接触申請を出さないまま代表を中国に送った。