南の内閣改造人事に言及/祖国平和統一委員会
祖国平和統一委員会(祖統委)スポークスマンは1日、南朝鮮で5月24、25の両日に発表された内閣改造人事に言及した。
祖統委は談話で、南は今、政治や経済をはじめ、あらゆる分野で混乱に陥っており、現執権者の「改革政策」は行き詰まり、統治体制も大きく揺らいでいると現状を分析した。
そして、現執権者が今回、閣僚を自らの側近で固めたのには、親政体制で統治力を強め、行き詰まった「改革政策」を復活させる狙いがあるとしながら、南の総対的危機は一部の部下をすげ替えるだけでは収拾できないと指摘した。
さらに、千容宅・前国防部長官の「国家情報院」長任命は、反北対決論者の除去を求める世論への挑戦だと述べ、南当局は政治的な権謀術数ではなく、反人民的な政策の中止と南北関係における政策転換に活路を求めるべきだと主張した。(朝鮮通信)