大阪・生野南支部で同胞生活権利セミナー
1999年度・生野南同胞生活権利セミナー(主催=総聯大阪・生野南支部)が5月26日、朝銀近畿生野東支店で行われ、同胞ら48人が参加した。
「在日同胞の民族と生活―国籍と結婚、就職問題について」とのテーマで行われたセミナーでは、近畿同胞結婚相談センターの朴輝国所長、白吉雲司法書士がそれぞれ講演した。続いて行われた質疑応答では、同胞の結婚問題の現状や、同胞結婚相談センターのシステムに関する質問が多かった。
総聯生野南支部では、これまで地域の同胞らを対象に「無料法律生活相談の日」や「健康診断の日」を設けてきた経験から、教育、権利、結婚、健康、高齢化(障害)の「5K」を、同胞の生活と権利を擁護する上での主要な課題としてとらえている。
7月3日には、これらの問題を抱える同胞と、各分野の専門家をアクセスさせるための「生野南同胞生活法律相談センター」を開設する。
また、情勢問題(7月22日)、民族教育問題(9月1日)、生活と高齢化(10月21日)をテーマに、「生活権利セミナー」を引き続き開催していく。