共和国代表、李峯一選手が3位/世界アマ囲碁
第21回世界アマチュア囲碁選手権戦大分大会(共催=日本棋院・日本航空)が8〜11日、大分市で行われ、共和国の李峯一選手(18)が3位に入った。同大会には、史上最多の55ヵ国・地域から代表が参加。競技はスイス方式の8回戦で行われた。
国際大会初出場の李選手は、確かな形勢判断と落ち着いた読みで8連勝。5回戦で南朝鮮選手との対局を惜しくも落としたものの、続く2戦をものにして日本代表との最終戦に臨んだ。
対局は4時間を超える緊迫した展開となったが、キャリアで勝る日本代表の前に、李選手は白番6目半負けた。結果、李選手は6勝2敗で南朝鮮、日本の選手に続く3位となった。
李選手は咸興市生まれ。10歳の時、同じアパートに住んでいた日本からの帰国者、キム・ファボンさんから手解きを受け、囲碁を始めたという。今大会でも、「大分の同胞らに大変、勇気づけられた」と語っていた。
なお、李選手ら一行は12日、東京・千代田区の朝鮮会館を訪問。総聯中央の徐萬述第1副議長と会った。