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役員対象に情勢講演/東京都商工会


 都内の商工会役員を対象にした東京都商工会主催の学習会が4日、東京・文京区の池の端文化センターで行われた。

 まず、都商工会の宋斗満会長があいさつ。続いて、朝鮮大学校政治経済学部の呉奎祥学部長が、「企業権を守って半世紀」と題して講演した。

 呉学部長は、同胞と組織が「外国人の財産取得に関する政令」(1949年2月)の適用に反対してたたかったことについて説明。当時の粘り強いたたかいなくして、こんにちの同胞らの企業権の確立はなかったと指摘した。そのうえで、とくに若い商工人はそうした経験に学び、情勢が苦しい時ほど団結し、企業と財産を守るべきだと話した。

 次に総聯中央国際局の南昇祐局長が、朝米関係を中心とする朝鮮半島情勢について講演。朝米関係の改善にともなって、日本も共和国との関係改善に動かざるを得なくなるとの見解を語った。