モスクワで欧州地域チュチェ思想討論会
金正日総書記の朝鮮労働党中央委員会活動開始35周年に際し、チュチェ思想と社会主義に関するヨーロッパ地域討論会が17、18の両日、モスクワで開かれた。チュチェ思想国際研究所の尾上健一事務局長、同研究所理事でインド・チュチェ思想国際研究会のビシュワナス書記長(「国際金日成賞」理事会書記長)をはじめ、ヨーロッパ地域の17ヵ国から多くの研究者らが参加した。
開幕演説に続いて祝賀演説が行われ、今討論会は現代の社会主義運動を新しい基礎の上で再建し、前進させるうえで歴史的な転換の契機を開く意義深いものとなろうと強調した。
ヨーロッパ地域チュチェ思想研究会のエドモン・ジューブ理事長が報告を行い、金正日総書記は多くの社会主義が挫折した後の数年間に「社会主義は科学である」など一連の著作を発表し、社会主義を守り抜き、発展させるうえでの思想と論理を示したと指摘。
また社会主義運動を新しい基礎の上で前進させるためには、運動の主体を強化し、自主的、創造的な立場を堅持しなければならないと言及した。
ルーマニア、イギリスの研究者らが討論を行った。 討論会では宣言「社会主義の旗を引き続き高く掲げよう」が採択された。閉幕の辞をヨーロッパ地域チュチェ思想研究会のブルノ・アモロス書記長が述べた。
討論会に先立ちヨーロッパ地域チュチェ思想研究会第7回理事会が行われた。
一方、討論会参加者のための宴会が18日、討論会準備委と朝鮮社会科学者協会代表団の名義で駐ロシア朝鮮大使館で行われた。
準備委委員長、元ソ連国防相のヤゾフ元帥、ロシア青年チュチェ思想研究協会のビルレフスキー学術書記長が演説をした。(朝鮮通信)