女子サッカーW杯、共和国が初勝利/デンマークに3−1
シドニー五輪の予選を兼ねる女子サッカー第3回ワールドカップ(W杯)が19日(現地時間、以下同じ)、米国で開幕した。予選A組に属する初出場の共和国は、20日のナイジェリア戦は1−2で惜敗したが、続く24日のデンマーク戦に3−1で快勝し、W杯初勝利を収めた。予選A組は共和国、ナイジェリア、デンマーク、米国。
今大会では、共和国や米国など計16チームが4チームずつ4組に分かれて予選リーグを戦い、各組上位2チーム、計8チームが決勝トーナメントに進出する。五輪出場権は、開催国のオーストラリアを含む上位8チームに与えられる。
共和国は初戦でナイジェリアと対戦。前半は0−0で折り返したが、50分にナイジェリアに先制を許した。共和国も74分、FWチョ・ソンオクのゴールで追い付くが、試合終了間際に追加点を入れられ、1−2と突き放された。
つづくデンマーク戦では、共和国の攻撃力が存分に発揮された。15分にFWチン・ビョルヒのゴールで先制し、38分にはFWチョ・ソンオクが今大会2点目のゴール。73分にもMFキム・グムシルが得点を挙げた。1分後に1点を返されたが、終始、有利な試合展開で相手を寄せつけず、3−1で快勝。成績を1勝1敗とした。
なお、共和国が27日の米国戦に0−3で敗れ、ナイジェリアがデンマークに勝ったため、共和国の五輪出場権獲得はならなかった。