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平壌で白凡・金九先生回顧の集い


 金日成主席の提案で1948年4月に開かれた南北連席会議に参加した南の独立運動家、金九氏(1876−1949)を偲ぶ「白凡・金九先生回顧の集い」が、同氏が暗殺された日である6月26日、南北連席会議の会場だった平壌の牡丹峰劇場で開かれた。

 集いには、民族和解協議会(民和協)のメンバー、縁故者、市民、海外同胞組織代表団のメンバーらが参加した。南からは「白凡・金九死去50周忌追悼公演準備委員会」委員長である祖国統一汎民族連合(汎民連)南側本部の申昌均名誉議長をはじめ、当時、南北連席会議に参加した各界人士と統一運動団体が招待されていたが、南当局の妨害で参加できなかった。

 集いでは、民和協会長である朝鮮社会民主党の金永大委員長が発言し、金九氏は民族の自主・独立を願った民族主義者、外勢従属と民族分裂に反対した愛国者であり、南北連席会議で金日成主席の愛国愛族の発議と温かい愛情に接し、民族団結の求心点がどこにあるのかを実感し、連共の道に進んだと指摘した。

 続いて、同郷で親友だったチン・チュノ氏、秘書だったアン・ウセン氏の息子ギチョル氏らが発言。また、50年前に南で詠まれた詩「白凡追悼歌」が朗読され、国立交響楽団の公演も催された。(朝鮮通信)