文芸同結成40周年で記念集会と公演
在日本朝鮮文学芸術家同盟(文芸同)結成40周年記念集会と記念公演が6月29日、東京・北区の北とぴあで行われた。28〜29日には美術、書芸、写真の記念展示会も行われ、これらの行事には文芸同メンバーをはじめ同胞、日本市民ら述べ2000人が訪れた。
記念集会では総聯中央の韓徳銖議長が祝辞を述べ、結成以来40年間、同胞社会に民族文化の花を咲かせて来た文芸同の活動について高く評価した。
続いて、共和国最高人民会議常任委員会政令が朗読され、6人の創作家、芸術家に功勲芸術家および功勲俳優称号のメダルと証書が贈られた。
文芸同の金正守委員長が記念報告を行い、1959年6月7日、当時の在日本朝鮮人文化団体協議会を発展させる形で結成された文芸同が、以来40年間、異国の地でも民族文化を発展させて同胞たちの民族性を育み、芸術を通じて同胞たちを鼓舞してきたことについて述べた。そして現在、文芸同が各地14ヵ所と金剛山歌劇団、朝鮮大学校に支部を持ち、1000余人に上るメンバーが民族文化運動を多彩に繰り広げていると指摘し、今後もいっそうの飛躍を起こそうと呼びかけた。
集会に続いて記念公演が行われ、許宗萬責任副議長も観覧。祝賀宴も開かれた(関連記事)。