新社会党・沖縄社会大衆党合同代表団が訪朝
新社会党の矢田部理委員長(前参院議員)と沖縄社会大衆党の島袋宗康委員長(参院議員)をそれぞれ団長とする両党の合同代表団が、20日から24日まで訪朝した。
朝鮮労働党の金容淳書記は21日、平壌の万寿台議事堂で同代表団と会見した。労働党副部長の宋浩京朝・日友好協会会長が同席した。
矢田部委員長は、日本政府は米国に基地を提供しているばかりか、自衛隊の海外進出への道を開いており、共和国の「ミサイル脅威」を大々的に宣伝し、新「日米防衛協力のための指針」(ガイドライン)関連法案を通過させたと語った。そして、日米軍事同盟に反対し、在日米軍基地を撤去させることが新社会党の立場だと述べた。
さらに、朝鮮の統一は東北アジアの平和と関連する重要な問題だとし、共和国の自主的平和統一方案を支持する立場を強調した。
一方、島袋委員長は、米軍と核兵器のない平和な沖縄にするため努力していると述べ、米軍基地と新ガイドライン関連法案の撤廃、東北アジアの緊張緩和と朝鮮の統一のため努力すると語った。 (朝鮮通信)