祖国からウリマル講師迎え講習会スタート/1ヵ月間各地で
訪日した共和国の専門講師によるウリマル(朝鮮語)講習が7月26日、北海道からスタートした。8月末まで約1ヵ月間、日本各地で行われる(予定別表)。
このような講習会は昨夏に続き2回目。昨年は主に朝鮮学校教員らを対象に行われ、好評を博した。
今回のテーマは「話し言葉」だ。教員はもちろん、要望が高かった若者、女性ら一般の同胞、児童生徒、学生らも参加できるよう、多彩なプログラムが組まれている。
26〜27日、北海道朝鮮初中高級学校(札幌市)で行われた講習会には同校の全教員と同胞ら20余人が参加した。
27〜28日、群馬朝鮮初中級学校(前橋市)での講習会には同校をはじめ、埼玉、新潟の朝鮮初中級学校の教員ら40余人と同胞ら20余人が参加した。
また29〜31日には総聯東京都本部講堂(文京区)と東京朝鮮中高級学校(北区)、8月1〜3日には神奈川朝鮮初中高級学校(横浜市)でもそれぞれ行われた。
群馬での講習会に参加した埼玉初中の朴洋子教員(40)は「ウリマルの豊富な口語表現をたくさん学ぶことができ、意義深い講習会だった。学んだ表現を自分のものにし、日常生活で使いこなせるように努めたい」、群馬初中の徐英純教員(24)は「正しいウリマルが自然に口をついて出るようまず教員自身が努力することで、児童生徒らがウリマルを上達させたいという意識も高められたら」と、それぞれ感想を語っていた。