ニュースフラッシュ
中国人民解放軍代表団が訪朝
共和国で豪雨被害/住民らは復旧作業に
戦勝カップ体育競技大会が閉幕
スイス国慶節で祝電/金永南委員長
南当局の全教組弾圧で談話/朝鮮教文職同
良心囚釈放を要請/南のカトリック教人権委
中国人民解放軍外事活動家代表団、日本教職員チュチェ思想研究会連絡協議会代表団が3日、それぞれ平壌に到着した。(朝鮮通信)
共和国で豪雨被害/住民らは復旧作業に
2日発朝鮮中央通信によると、共和国の多くの地域で7月30日午後から8月2日まで、例年にない大量の雨が降った。豪雨と強風により農業部門をはじめ多くの部門で莫大な被害が出た。
初歩的に集計された資料によれば、開城市と平安南・北道だけでも4万余ヘクタールの農耕地が冠水し、破壊された。とくに、開城地区は415ミリから564ミリの豪雨に見舞われ、臨津江と礼成江の水位が急激に高まり、多くの被害が出た。現在、1万5000余ヘクタールの農耕地が冠水し、1300余ヘクタールが埋没、流失し、30余ヵ所の道路、70余ヵ所の堤防、多くの鉄道が破壊され、自動車と列車の運行が中止、通信網が切断されている。また、数千世帯の住宅と公共施設が破壊され、浸水した。人命被害も少なくない。
平安北道の雲田、博川、郭山、安州など多くの地域では、豪雨により1万8000余ヘクタールの田畑が冠水し、1000余ヘクタールの農耕地が埋没、流失して穀物収穫高の減少が予想される。共和国の穀倉地帯である黄海南道の白川、安岳、延安などでは200〜315ミリの大雨が降り、数千ヘクタールの田畑が冠水、多くの橋や道路が破壊された。江原道の一部地域と平壌市祥原郡でも豪雨と強風の被害に見舞われた。安州、文徳、粛川をはじめ平安南道の多くの地域でも豪雨により数千ヘクタールの農耕地が冠水した。
台風7号とともに全般的地域で大雨が予想されている。当該地域の住民らは、被害状況を具体的に調査し、緊急対策を立てて復旧作業を行っている。(朝鮮通信)
戦勝カップ体育競技大会が2日、閉幕した。7月22日に開幕した同大会では、陸海運省体育選手団がボート、カヌーで1位に輝いた。このほかにも多くの男女団体チームが水泳、ヨット、水上スキー、飛び込みなどの種目で高度な技術を披露した。(朝鮮通信)
最高人民会議常任委員会の金永南委員長は1日、スイスの国慶節に際してルート・ドレイフス大統領に祝電を送り、良好に発展を続けている両国の親善協力関係がより拡大発展するものとの確信を表明した。また2日にはモロッコの国王に即位したモハメド6世に祝電を送った。(朝鮮通信)
朝鮮教育文化職業同盟中央委員会の朴春根委員長が7月31日、南朝鮮当局が全国教職員労働組合(全教組)の活動を弾圧していることを糾弾する談話を発表。南朝鮮当局は全教組の合法化を認めたものの、労組の団体行動権は許さず、労組加盟対象も大学職員を除いた小・中・高等学校教員だけに限定し、その幅を縮小しようとしているが、これは教職員の民主的権利と自由に対する不当なものだと非難した。(朝鮮通信)
南朝鮮のカトリック教人権委員会は7月23日、良心囚の全員釈放を求める嘆願書を「大統領」らに送った。同委員会は嘆願書で、南ではいまだに多くの良心囚が囚われの身となっていると述べ、彼ら全員を即時釈放すべきだと訴えた。