共和国外務省代弁人、中国・台湾問題で1国2制度統一を支持


 共和国外務省スポークスマンは4日、台湾の李登輝総統が7月9日、台湾と中国の関係を「国家間の関係」「特殊な国家対国家の関係」と発言し、「中国分裂論」を主張したことと関連して、朝鮮中央通信社記者の質問に次のように答えた。台湾当局者は、いまだに「中華民国は主権国家、独立国家」と主張し、分裂主義的な立場を正当化しようとした。

 台湾のこうした試みについて中国は、国の自主権と領土保全に対する重大な脅威、海峡両岸がすでに合意した「1つの中国」原則に対する挑戦、平和統一を望む中国人民の念願に逆行する分裂行動であると糾弾し、台湾が「2つの国家論」を放棄するよう求めている。

 台湾当局者が分裂主義的な主張を撤回しないのは、台湾を政治的、軍事的に後押しして、対中国けん制戦略の手段に利用し、中国から何らかの譲歩を引き出そうとする米国の背後操縦と企図に起因している。われわれは「1つの中国」原則にしたがって、「1国2制度」方式で国の平和統一を実現しようとする中国の党と政府の原則的立場を支持する。 (朝鮮通信)