川崎初中・金君、少年少女全国囲碁初戦で惜敗
川崎朝鮮初中級学校の金秀煒君(初6)が3、4日の両日にかけて東京の日本棋院会館で行われた第20回少年少女囲碁全国大会に出場した。
同大会には都道府県の代表100人が参加。金君も、7月4日の神奈川県大会で優勝し、県代表に選ばれた。
金君は3日の1回戦で岐阜県代表と対局し、前日まで茨城県で在日朝鮮初級学校学生中央サッカー大会に参加していた疲れも見せず、中盤までは優勢を保った。しかし終盤、勝利を確信してか、寄せの段階で暖着を連発。結局、白盤12目半負けとなった。
金君は「普段から終盤のミスが多い。これから直して行きたい」と話す。金君が初級部1年の時から囲碁の手解きをしてきた祖父の金三浩さんは、「孫が腕を磨いて、共和国代表として国際大会に出るのが楽しみ」と語っていた。