朝鮮初級選抜、「地球市民の日」少年サッカーで4位


 第21回在日朝鮮初級学校学生中央サッカー大会(1〜3日)の優秀選手でつくる在日朝鮮少年蹴球団が、6〜8日に横浜国際総合競技場などで行われた「地球市民の日」フェスティバル・国際ジュニアサッカー大会(主催=日本青年会議所)に出場し、4位に入った。

 大会には、同蹴球団(以下、在日選抜)と神奈川朝鮮初級学校選抜のほか、札幌、茨城、埼玉、横浜、静岡、新潟、大阪、兵庫など日本各地の強豪チームと、南朝鮮のソウル市選抜、京畿道選抜の計13チームが参加した。

 競技では、4組に分かれて予選が行われ、各組1位(4チーム)が決勝トーナメントに進んだ。

 在日選抜は予選リーグで、茨城県・東地区選抜を4−0、埼玉の粕壁サッカー少年団を5−0で下し、決勝トーナメントへ。神奈川初級選抜は予選3位だった。

 8日の準決勝で、在日選抜は横浜市選抜と対戦したが、1−2で惜敗した。

 続いて臨んだ3位決定戦では、静岡FCと対戦。前半に3点を失った後、後半の反撃で2得点したが及ばず、3−2で敗れ、4位となった。

 優勝は、南朝鮮の京畿道選抜だった。

 在日選抜の金宏栄君(東京第5)は、「チームメイトは皆、うまくて呼吸も合っていた。今後も中級部、高級部でサッカーを頑張りたい」と話していた。