平壌でコンクリート障壁解体を求める国際フォーラム
南朝鮮当局が38度線南側に築いた「コンクリート障壁解体を求める国際フォーラム」が12、13の両日、平壌で開催された。
朝鮮分裂を永久化するためにコンクリート障壁が構築されて20年になることと関連して開かれた同フォーラムは、朝鮮の統一と平和のための国際連絡委員会、世界平和評議会、国際民主法律家連帯機構、アジア・アフリカ人民連帯機構などの共催で行われ、朝鮮半島の分断に終止符を打ち、国の統一を達成しようとする朝鮮人民のたたかいを支持する地域別連帯委員会の代表、政党、団体、学会の著名人士らが参加した。
初日、国際民主法律家連帯機構委員長で朝鮮の統一と平和のための国際連絡委員会のアマル・ベントゥミ名誉委員長の報告に続いて、討論が行われた。
13日には世界の平和を願う人々に送るアピール文と、南朝鮮当局に送る抗議文がそれぞれ採択された。
アピール文では今回を機に、改めて統一の障害物であるコンクリート障壁の実体を再確認したことに触れながら、その存在を国際的に問題視し、解体を求める運動を展開していくことについて指摘した。
一方、抗議文では、反統一的な南朝鮮の「国家保安法」の撤廃、逮捕された統一愛国人士と青年学生の即時釈放、彼らの統一愛国運動の自由を保証することを南朝鮮当局に求めるとともに、外勢依存政策、反北対決政策を放棄し、民族自主の立場、連北和解政策に政策を転換することを促した。(朝鮮通信)