祖国の平和と統一のための99汎民族会議決定書
祖国の平和と統一のための99汎民族会議決定書の内容は次の通り。(朝鮮通信)
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1、祖国統一3大憲章を汎民連の基本政治路線として再確認し、貫徹する。
内外の反統一勢力との苦難に満ちたたたかいの中で前進してきた汎民連の歴史は、汎民連の統一路線の正当性と生命力を実証した。
自主、平和統一、民族大団結の祖国統一3大原則と全民族大団結10大綱領、高麗民主連邦共和国創立方案は、統一の根本的な原則と方途を体系化し、集大成した統一の3大憲章である。
われわれは、3大憲章が汎民連が一貫して堅持すべき最も基本的な政治路線であることを再確認し、今後も3大憲章を唯一の指針として貫徹する。
われわれは、祖国解放55周年に当たる2000年の8・15までに祖国統一3大憲章記念塔を建設するため、全民族的な支援運動を展開する。
2、内外の反統一勢力の対決と戦争挑発策動を阻止、破たんさせるためのたたかいを果敢に展開する。
統一を目指すたたかいは、外勢依存路線と自主路線、戦争路線と平和路線の対決であり、愛国と売国のたたかいである。
われわれは、統一の基本的障害物である米侵略軍を南から撤退させ、奪われたわが国、わが地を取り戻すため、全民族的な反米救国抗戦を力強く展開する。
全民族が立ち上がって米国の新たな戦争挑発策動を阻止し、民族共滅をもたらす戦争の危険から祖国の平和と民族の安寧を守る。
われわれは、米国を後ろ盾に再侵略の野望を夢見る日本軍国主義勢力の海外膨張に警戒心を強め、再侵略策動をそのつど粉砕する。
われわれは、外勢と結託して国と民族の利益を害する南当局者の反民族的な事大策動を強く非難する。
われわれは、北、南、海外の3者連帯で米日南の3者共助を阻止する。
3、汎民連を中心とした統一愛国勢力の連帯・連合を強化し、民族大団結で統一の強力な主体的力量を構築する。
統一のためには全民族大団結を実現しなければならず、民族大団結のためにはその求心体である汎民連を強化しなければならない。
われわれは、汎民連地域組織をさらに強力に築き、統一愛国運動において汎民連の役割を高めていく。
われわれは、反民族、反統一悪法である「国家保安法」を撤廃し、汎民連南側本部と「韓総連」の活動の自由を獲得するため、一層果敢にたたかう。
われわれは、統一愛国運動を分裂、瓦解させようとする反統一勢力の策動を粉砕し、祖国統一3大憲章を支持するすべての統一運動勢力との幅広い団結を図り、連帯を強化する。