労働新聞、南当局の金賢哲「特赦」を非難


 労働新聞17日付は、南朝鮮当局が金泳三の次男、金賢哲を「8・15特赦」で赦免したことについて論評し、不正腐敗政治の終息を求める南の人々に対する耐え難い愚弄、冒とくだと非難した。

 論評は、金泳三「文民」独裁時に舞台裏で「小さな大統領」として振る舞い、あらゆる不正腐敗行為を働いた金賢哲のような者までも簡単に赦免する南当局こそ、不正腐敗の元凶だと強調し、これは執権維持のためには政治謀略もためらわないことを示していると指摘した。  (朝鮮通信)

 【注】今回の「特赦」で、金賢哲には15億7000万ウォン(約1億5700万円)の罰金および追徴金が課せられ、復権も認められないが、その代わりに懲役1年6ヵ月の刑執行は免除となる。