清水澄子氏ら、野中官房長官に日朝国交交渉再開を要請


 日朝国交正常化に向けて日本と朝鮮の重い扉を開いていこうと、「朝鮮女性と連帯する日本婦人連絡会」(清水澄子代表)が9月16日から23日までの8日間、日本女性ら100人規模で「日本と朝鮮をつなぐ女性のピースライン訪朝団」を派遣しようと準備を進めている。この実現に向けて、清水代表、小川ルミ子事務局長ら4人が19日、首相官邸に野中広務官房長官を訪ね、訪朝団が名古屋―平壌間の直行便で共和国入りできるよう要請した。

 清水代表は、8月10日の共和国政府の声明に日本政府が応えて、国交正常化交渉を再開するよう強く求めた。さらに、共和国に対する制裁の解除、人道援助の再開なども申し入れた。