「従軍慰安婦」問題、法的責任を認めよ/共和国代表、国連人権小委で演説


 国連人権小委員会第51回会議の案件6項「現代型の奴隷」の討議で、共和国代表団が演説し、人間の尊厳と権利を侵害する犯罪の繰り返しを防ぐため、日本が反倫理的な犯罪行為について率直に反省し、国家的補償をすべきであると主張した。

 代表は、マクドガル特別報告者が昨年提出した組織的強かんと性奴隷・奴隷行為に関する報告書で、日本政府が国家的・法的責任を認めたうえで性奴隷行為の加害者を処罰し、被害者に法的補償を行うべきだと指摘したが、日本当局は朝鮮人民に謝罪するどころか、侵略の歴史を美化粉飾しわい曲していると語った。

 そして日本政府に対して(1)朝鮮人民に働いた反倫理的犯罪行為に対する国家的・法的責任を認め(2)謝罪し(3)犯罪責任者を捜し出して処罰する――ことを要求した。(朝鮮通信)