奈良県ワンコリアマダン

総聯・民団が共催、合意書も


 総聯奈良県本部、民団奈良県地方本部の共催による「南北共同宣言支持奈良県ワンコリアマダン」が9月30日、奈良朝鮮初中級学校で行われ、奈良県の同胞約百人が参加した。

 開会宣言に続き、民団地方本部の金吉龍団長が「解放後半世紀以上も理念の違いで互いを遠ざけてきたが、われわれは異国で苦労してきた同じ民族だ。互いに手を取り、できることから共に行っていこう」、総聯本部の朴勉委員長は「今日を契機に、共同宣言の精神に従って互いに協力、団結していこう」とそれぞれあいさつ。共同宣言の精神に従い、統一へ向けて両本部が協力していくことをうたった合意書にサインし、固い握手を交わした。

 参加者らは平壌焼酎と真露をミックスした「統一焼酎」で乾杯した後、先日実施された第1次総聯同胞故郷訪問団に参加した玄祥化・総聯奈良県本部顧問の報告に耳を傾け、大阪朝鮮歌舞団の祝賀公演を楽しんだ。また統一を願って「統一旗」に署名し、「われらの願い」を合唱した。

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