民族のつながり実感

京都の同胞青年5団体
スポーツで交流


 朝青京都府本部、留学同京都地方本部を中心に、府下の5つの同胞青年団体の共催による「ワンコリアカウントダウン21プレイベント」が15日、京都朝鮮中高級学校グラウンドで催され、300余人が参加した。

 同イベントは、年末に催されるカウントダウンイベントの成功に向けて、各団体間の交流を図り、運動に拍車をかけようとの趣旨で開かれたもの。

 実行委のあいさつの後、各団体混合で「青龍」「白虎」「玄武」「朱雀」の4チームに分かれ、ドッジボールや大縄跳び、綱引き、騎馬戦の4種目を争った。

 朝青西南支部の徐梨恵さん(22)は、「所属が違っても、すぐに溶け込めるのは、日本の社会に暮らす同じ同胞だから。自分自身、多くの人と話せてとても刺激になった。民族のつながりを実感した」と語る。

 こうした同胞の集まりに初めて参加して楽しかったという、在日大韓民国青年会傘下のある男性同胞(25)は、「同じ民族だから考えはみな一緒。話していて違和感も感じない。青年会活動にもプラスになるし、統一実現にも寄与できると思うので、こうした集まりには今後も参加していきたい」と言う。

 朝青府本部の李武律委員長は、「同胞青年一人一人の統一を願う熱意を感じた。所属する団体は違っても、『在日同胞』という1つの共通項のもとに互いの立場を認め合い、合流していけるという、1つの流れを作るきっかけになった。年末のイベントに向けて拍車がかかる」と指摘。今後も統一運動において、同胞青年学生同士の横のつながりを強めることが必要だと強調した。

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