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安辺青年、泰川5号 両水力発電所完成
朝鮮中央通信によると、朝鮮労働党創建55周年(10・10)に際して朝鮮では、国の電力事情の改善に大きく寄与する大規模水力発電所が相次いで完成している。 20日、安辺青年発電所(江原道)第2段階工事の竣工式が現地で行われた。第2段階工事の終了により、朝鮮人民軍が総力をあげて工事に取り組んでいた国家的なビッグプロジェクトである同発電所の建設が完成したことになる。 また21日、泰川5号発電所(平安北道)をはじめ泰川堤防拡張工事、松源堤防拡張工事の竣工式もそれぞれ現地で行われた。これにより、電力事情の改善はもちろん、平安北道の灌漑(かんがい)用水を有効利用できる展望が開かれたと報じられている。 第1回アジアテコンドー選手権大会(主催=日本国際テコンドー協会)が21〜22日、東京・渋谷区の国立代々木競技場第1体育館で開かれ、アジア・太平洋地域の13ヵ国と1友好団体(在日本高麗テコンドー連盟)から約200人の選手、関係者が参加した。朝鮮からは15人、在日高麗チームからは19人の選手が出場した。 4種目、21競技のすべてに出場した朝鮮チームは金15、銀3、銅1、計19個のメダルを獲得し、総合優勝を果たした。在日高麗チームも金1、銀4、銅7のメダルを獲得し、健闘した。 会場には、総聯中央の徐萬述第1副議長をはじめ都内の朝鮮学校生徒、朝鮮大学校と東京朝高のテコンドー部員らが応援に駆けつけた。 大会終了後の22日夕には、東京・渋谷区のオリンピック青少年センター国際交流棟で、参加選手、関係者らの健闘を祝してパーティーが行われた。 朝鮮選手団一行は24日午前に東京・千代田区の総聯中央を訪問し、午後に帰国した。 第36回在日本朝鮮人中央ゴルフ大会(主催=在日本朝鮮人中央ゴルフ協会、主管=在日本朝鮮人埼玉ゴルフ協会)が17から18日まで、長野・軽井沢72ゴルフ場で行われ、各地から223人の選手が出場した。 日本の戦争責任を問う/女性同盟が講演会 「従軍慰安婦」制度をはじめ日本の戦争犯罪とその責任を問う特別講演会(主催=在日本朝鮮民主女性同盟中央委員会)が18日、東京・巣鴨の総聯東京都本部講堂で行われ、関東地方の同胞女性ら百40余人が参加した。 1938年に日本軍に連行され中国、ビルマ戦線で「慰安婦」生活を強要された朴永心さん(78、南浦市在住)の証言ビデオの上映に続き、東京大学大学院総合文化研究科の高橋哲哉助教授が講演。「日本軍性奴隷制を裁く女性国際戦犯法廷」(12月8〜12日、東京)について説明し、その意義について強調した。 朝ロ協力議定書調印 朝鮮政府とロシア連邦政府との貿易・経済、科学技術協力委員会第3回会議が17〜20日、平壌で開かれ、20日、第3回議定書が万寿台議事堂で調印された。 調印式には康晶模貿易相、鉄道省の金光洙参謀長、李元重農業次官、金鳳翼貿易次官、張成一財政次官ら関係者が参加した。ロシア側から、ロ朝政府間経済協力委員会ロシア側委員長のウラジーミル・M・フィリポフ教育相とワレリー・デニソフ駐朝ロシア大使が参加した。議定書に康晶模貿易相とフィリポフ団長が調印した。
朝米関係改善を支持/国連事務総長 |