各地同胞生活相談綜合センター
大阪・中西、京都・伏見、右京、岡山・倉敷
高齢者福祉問題からパソコン教室まで
大阪・中西同胞生活相談綜合センターが支部の2階に開設(9月20日)され、地域の在日同胞をはじめ、菊植潤生野区長が来賓として招かれた。
同センターでは、行政とのタイアップをはかるため、区に専用窓口を設置してもらい、双方が円滑に連携できる体勢を整えている。 玄正男所長は、同胞が多く在住している同区でセンターが開設された意義は大きいとしながら、「自分自身、一つひとつ学ぶという姿勢をもちながら、同胞のために尽力していきたい」と抱負を述べた。 京都では2番目のセンターとして、伏見同胞生活相談綜合センターが9月18日に開設した。 同センターは13人の有資格者の専門相談員とともに11人の非専従活動家らで様々な問題に取り組んでいく。 同センターでは、専門相談員だけでなく非専従活動家が、同胞高齢者福祉問題に力を入れていこうと、介護ヘルパーの資格取得にも力を入れており、また、4台のコンピューターを設置して、インターネット教室を運営するなど、同胞のニーズに応えていくとしている。 京都ではまた、右京同胞生活相談綜合センターが9月30日に開設した。 開設に当たって、専門相談員の金京夫弁護士(41)は「一般的に弁護士を訪ねるのは、敷居が高く相談しにくいと思っている人も少なくないが、同胞のためのセンターなのだから、同胞たちが訪ねやすいセンターにしていきたい」と抱負を語った。 そのほかにも9月25日、岡山・倉敷同胞生活相談綜合センターが開設した。40人の役員と専門、地域相談員が対応するとともにより良い情報を随時、同胞に知らせるために今後、センターの情報誌を発行する予定だ。 住所=大阪市生野区巽中1−20−3 住所=京都市伏見区加賀屋町731 住所=京都市右京区海津南上田町65 住所=倉敷市水島南緑町1−20 |